髪に対する悩みを抱えている方々の中には、「髪質改善トリートメント」と「縮毛矯正」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
どちらも髪を整えるための施術ですが、それぞれの違いについてはあまり知られていないことも多いようです。
今回はそれぞれの特徴や効果について詳しくお伝えします。
髪質改善トリートメントと縮毛矯正の違い
まず、これらの施術がどのような特長と効果を持つのかを理解することで、ご自身に適した選択ができるでしょう。
・髪質改善トリートメントの特徴
髪質改善トリートメントは、主に酸性成分を取り入れて髪の内部で新たな架橋結合を生成し、髪を強化する施術です。
施術の最後にはアイロンを使ってトリートメント成分を定着させます。
この施術は髪に栄養を行き渡らせ、自然な光沢や弾力を取り戻すことができます。
それにより髪の毛の保湿や補強、ダメージのヨレを綺麗にしてくれるのです。
・縮毛矯正の特徴と効果
縮毛矯正は特殊な薬剤と高温のアイロンを用いて、髪を根元から毛先までまっすぐにする施術です。
まず、1剤で髪の結合を一度切ってから柔軟にし、その後ストレートアイロンで真っすぐにします。
最後に2剤でその状態を固定します。
クセを解消するため、指通りの良いサラサラヘアが生まれます。
どんな人が向いているのか
髪質改善トリートメントと縮毛矯正をするにあたって、自分はどれが良いのか悩まれるかもしれません。
その際は以下のポイントを確認しておきましょう。
髪質改善トリートメントが向ている人
・元々ストレートヘアの人
・過去に縮毛矯正を受けて、ストレートヘアの形状にしている人
縮毛矯正が向いている人
・クセ毛や髪の毛がほわつく人
・チリついたり、まとまらない人
もし髪を真っすぐでサラサラの状態にしたい際には、2つの施術を組み合わせるのもオススメです。
まとめ
髪質改善トリートメントと縮毛矯正、それぞれ異なるメリットとデメリットがあります。
ご自身が望む髪質やライフスタイル、髪の現状にあった施術を選択することが大切です。
迷った際は美容師さんなどに相談してみてください。